シミュレーションモジュール

• サードパーティソフトウェアにおける機械、流体、熱、電気的、その他FEMシミュレーションに使用できる正確で高品質な四面体ボリュームメッシュを、あなたのCTスキャンから作成
• スキャンしたコンポーネントやマテリアルプローブにおける単一または複数マテリアルのサブボクセル精度の面の定義に直接基づく *
• 選択した各マテリアル[2]コンポーネントの、合同な四面体がマテリアルインターフェースに面しており接点を共有する四面体メッシュを作成
• 中間面のないメッシュにより、幾何情報の損失を回避
• 各マテリアルのボリュームメッシュの幾何精度を柔軟に適用
• オプションで特定の関心領域に対してより細かいメッシュを作成
• 高品質でソルバーですぐに使えるメッシュを生成
• 四面体の数、形状パラメーター（アスペクト比、半径比、二面角）、サイズの統計を用いてメッシュ品質を保証
• 生成したボリュームメッシュを .pat[2]（PATRAN  [3}®{4]）または .inp（Abaqus）フォーマットでエクスポート
• 生成したボリュームメッシュの各セルは、シミュレーションに必要となり得る繊維配向、ファイバーボリューム率、ポロシティ体積率**、グレイバリューといった情報と共にロード可能
• 一つのソフトウェアでCTスキャンからボリュームメッシュまで完全なワークフロー

* 座標計測モジュールが必要です
** 各モジュールが必要です

• スキャンしたデータでバーチャル応力検査を実施。オブジェクトの亀裂部分が安定性に与える影響を確認可能
• ホットスポットの自動計算で破損候補位置を特定
• ボクセルデータで直接作業することで、誤差の原因となるメッシュ化が不要
• 3つの荷重タイプに対応：直線的荷重、トルク、圧力
• 力線、ローカル変位、破損に関する係数（ミーゼス応力、絶対最大主応力など）の計算
• 亀裂や形状偏差のある実際の部品とCADモデルの両方でシミュレーション。結果の比較が可能
• 少ない設定と簡単な操作で実施可能
• 発泡体や多孔質材料など、非常に複雑な構造でも解析可能
• 単一または複数の線形弾性材料のコンポーネントやプローブに最適
• 計算の高速化：最大16台のネットワークコンピュータに計算を分散（メカニカルシミュレーションクラスタ拡張が必要）

• 微細構造レベルで流れや拡散性のバーチャル実験を実施。バーチャル実験は多孔質材料や複合材料などのCTスキャンに直接実施でき、メッシュデータは不要
• 均質化材料特性を計算（例：絶対透過性、屈曲、形状因子、分子拡散性、電気抵抗率、熱伝導性、ポロシティ）
• 配向が一方向でない材料の特性をテンソル値で計算
• 停止および再開機能で中間結果を確認
• 微細構造レベルのシミュレーション結果を大規模シミュレーションで利用可能。（例：インポートしたメッシュセル（NASTRAN ®、PATRAN ®ファイル形式等）にVGSTUDIO MAXで計算した均質化材料特性を追加して、メッシュセルをサードパーティ製のシミュレーションソフトウェアで利用）
• OpenCLを組み込むことで単一もしくは複数のGPUに対応。計算速度をアップ

毛管圧力機能

移動現象シミュレーションモジュールの一部

• 地球科学における土壌や岩石のサンプルなどの特徴付けに使用する量的値を計算
• スキャンした多孔質材料について、孔の大きさの分布や毛管圧力排出曲線を計算
• バーチャルMICP（水銀射出毛管圧）実験の実施