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ジオメトリ補正モジュールが特定の位置の読み込み、補正および書き出しをします。任意のフィット点ではなく特定の位置を使用することで、これらの特定の位置をベースにCADシステム内でパラメトリックな構造を自動的にアップデートできます。
体積メッシュを作成する再、メッシュ最適化用の追加対象パラメータを設定できるようになり、特定要素の質の要求事項によりメッシュの質を制御および改善できます。これにより、品質の高い四面体メッシュの作成時に、特定要素の品質基準に基づき四面体の質を最適化することができます。以下の基準から一つ以上選択することができます。最大/最小エッジアスペクト、エッジ/高さアスペクト、コラプス、ストレッチ、形状係数、最小面角度、最大面角度、および最小エッジサイズ。
体積メッシュを作成する際、CTデータ上で直接境界条件のエンティティセットを定義するため関心領域(ROI)を使用することができます。これにより、高度な幾何学精度が保証され、定義された領域に荷重、固定、または接触を適用できるサードパーティのFEMシミュレーションソフトウェアに書き出す場合、形状情報の損失を減らす事ができます。使いやすく親しみのあるVGSTUDIO MAXのROIツールにより、効率的なワークフローが期待できます。
すべてのアプリケーションで見られるより洗練された新たなユーザーインターフェースは、バージョン3.3.の最も明らかな変更点です。記号やテキストの視認性が高まり、ソフトウェアの作業がよりスムーズで無駄がなくなります。
バージョン3.3.を使用すれば、アプリケーションのレスポンス向上やプロセスのスピードアップにすぐに体感できます。パフォーマンスの向上は、大きな.vglファイルを開く、投影画像のインポート、2Dや3Dビューでの描画やナビゲーション、シーンツリーでのコピー・ペースト、自動保存など、日々の作業に効率化をもたらします。
局所適応型の拡張面定義の新モードによって、ボリューム内における複数マテリアルの表面を同時に決定する事ができるようになりました。 コネクター等の射出成型品における金属ピンの位置など、マルチマテリアルの幾何寸法および幾何公差判定が容易に行えます。また、マルチマテリアルのセグメンテーションも容易になります。
マルチROI再構成を使用すれば、検査対象に関連する複数の領域を、手動でも自動でもワンステップで再構成できます。低解像度のボリューム・プレビューでROIを定義します(任意形状も可能です)。マルチROI再構成を使用することで、1度のスキャンで複数箇所に対する自動検査を実施する場合や、プラナーCTを用いた電子部品の自動検査を実施する場合の再構成時間が短縮され、かつメモリ消費も抑えられます。
ASTM E 1695基準「コンピュータトモグラフィー(CT)システム性能の測定に対する基準検査方法」に従った円筒ロッドのスキャンからの変調伝達関数(MTF)とコントラスト識別関数(CDF)の設定に基づき、VGSTUDIO MAXでCTスキャンのデータ品質をモニターします。データ品質解析により、測定や欠陥解析に使用する同一のソフトウェアで、CTスキャン品質の長期的なモニターが可能になります。また、3Dデータセットから2Dスライスを抽出することもできます。
この評価は、均一な材料に対するCT画像の検査に基づいています。CDFがコントラスト-ノイズ比(CNR)に関連し、MTFはエッジの鮮明度に関連するものです。これらの関数はCTシステムの解像度の主な決定要因です。スキャンした円筒ロッドの軸に沿ったデータ品質の変動は、MTFとCDFを測定した円形断面の位置を変更することで検証されます。
ボリュームやROIから生成された色付きメッシュの書き出しができるようになりました。描画設定または解析結果(設計値/実測値比較、肉厚解析、欠陥/介在物解析)に基づいて色付けされたメッシュを.plyまたは.objファイルの形式で書 き出せます。それらを仮想現実または拡張現実のアプリケーションや、モバイル機器での3Dオブジェクトの表示や、3Dプリンターに使用できます。
複数の同一ボリュームオブジェクトに対するゴールデンサーフェスの作成(例:平均面)に、マテリアルの最大面および最小面オプションが加わりました。最大面と最小面のみを計測することにより、複数の同一個所(例えば、同じ入れ子を複数使用する鋳造ツールや射出成形ツールからの)の公差を測定する時間が短縮できます。これら面がすべての許容値内にある場合、これは個別のコンポーネントにも当てはまります。
ROIの幾何学的重心を算出する事で、偏芯に起因する空隙かどうかを検証する時間が短縮できます。計算はマクロを使用して自動化する事ができ、重心位置の許容値設定が可能です。
VGEasyPoreの新しいレラティブモードモードでは、空隙として認識するのに必要な最小ローカルコントラストは、マテリアルのローカルグレーバリューの@パーセンテージとして表示されます。これにより、散乱およびビームハードニングに起因する大きなグレーバリューの変化すなわち大きなコントラストの変動があるものに対して、より高度な空隙の検出が可能になります。また、グレーバリューの再スケーリングにも有効です。 この新たなレラティブモードは、既存のアダプティブモードかを選択できます。
方向変動に許容値を設ける事により、定義された厚みと方向を持つ層に対して、平均空隙率の公差を確認できます。 公差を外れたレイヤーの画像は、自動的にレポートに追加されます。これは3Dプリンターで製造された部品における各レイヤーの空隙率の解析および、電気抵抗や熱抵抗に対する空隙の影響を分析する際に有用です。
VGSTUDIO MAXとDigimat間のインターフェースが拡張され、CTスキャンからDigimatへの空隙率のエクスポートも可能となりました。エクスポートされた.csvファイルを直接Digimatにインポートすることで、スムーズでわかりやすいワークフローになります。 ファイルのエクスポートに設定や後処理は必要ありません。この拡張インターフェースなら、VGSTUDIO MAXでメッシュの各セルの平均空隙率レベルを算出し、それをDigimatにエクスポートすることで、微少な空隙をボリュームメッシュに統計的にマッピングできます。
VGSTUDIO MAXとDigimat間のこの拡張インターフェースでは、意図せず発生した気孔なのか、例えば発泡射出成型のような意図的に気孔を作成したかを問わず、複合繊維 の機械的特性に対しての空隙率の影響を検証することが可能です。
さらに、シミュレーヨン用ソフトウェアへ繊維情報または空隙情報を統合メッシュにマッピングしエクスポートする際に、NASTRAN ®ファイルのインポートは広範囲な四面体要素用の解析をサポートします。
CTで得られたデータを、品質管理ソフトウェアや統計的プロセス制御ソフトウェアで用いるために、広く活用されているQ-DASデータ交換フォーマットでの出力が可能になりました。寸法計測、位置および形状誤差、グローバルな解析結果(設計値/実測値比較、肉厚解析、欠陥/介在物解析、繊維配向解析)の詳細結果が出力可能です。
新しいボリュームメッシングモジュールを使用すれば、CTスキャンされたデータから、正確で高品質な四面体ボリュームメッシュが作成できます。そのボリュームメッシュをシミュレーションソフトウェアに用いる事で、構造解析、流体解析、熱解析、電気解析、等のFEMシミュレーションに使用できます。スキャンされたコンポーネントやマテリアルプローブにおいて、単一もしくは複数マテリアルはサブボクセルでの正確な面定義に基づいており、メッシュに中間面を必要としないため、形状情報の損失を避けられます。
CTスキャンからボリュームメッシュ作成までのワークフロー全体をカバーするこのソフトウェアは、高品質のソルバー対応メッシュを生成します。選択した各マテリアルコンポーネントに対して、完全に一致する四面体の面と、マテリアルの境界部に共有ノードを持つ四面体メッシュが作成されます。 各マテリアルに対するボリュームメッシュの幾何的精度は柔軟に適用可能で、特定の関心領域に対してより細かいメッシュを作成するオプションもあります。四面体の数、形状パラメーター(アスペクト比、半径比、二面角)、およびサイズの統計を用いてメッシュ品質を評価できます。 生成されたボリュームメッシュを.pat(PATRAN®)または.inp(Abaqus)フォーマットでエクスポートします。 生成されたボリュームメッシュの各セルは、繊維配向、ファイバーボリューム率、ポロシティ体積率**、グレイバリューといったシミュレーションに必要な情報と共にロード可能です。
* 座標計測モジュールが必要です
** 各モジュールが必要です
ジョブのデータ入力(解析、リファレンスオブジェクト)のステップは、メタデータを用いる事ができるようになりました。射出成型品または鋳造品の自動検査のために、新しいOCR解析を組み合わせる事でジョブにメタデータを使用できます。ソフトウェアはCTスキャンのツールキャビティマークを自動認識し、部品の正しい参照オブジェクトと解析を適用します。
この新しい光学文字認識(OCR)を使用する事で、CTスキャンで製品の識別番号を読み取り、またその識別したテキストをメタデータに保存する事ができます。この機能は射出成型品や鋳造品のツールキャビティマークを検出します。それにより、VGinLINE(自動解析ソフトウェア)のジョブで適切な参照オブジェクトの選択や解析を使用する事ができます。また認識されたテキストは、レポートに空隙部を表示させる事によって、欠陥部品に対する結果のトレーサビリティも改善します。
レポート可能なブックマーク機能により、トップレベルオブジェクトのレポート作成と自動化解析での解析をより柔軟で再現性の高いものにすることができます。ブックマークはボリュームや他のトップレベルオブジェクト、解析、測定プランから参照できるようになり、.vgrf形式やExcel(MicrosofExcel が必要)Pdfフォーマットにも含まれます。レポート可能なブックマーク機能は、任意の2Dビューや3Dビューをブックマークとして保存することで高い柔軟性を提供します。また、ブックマークを自動化されたワークフローで使用できるテンプレートとして保存できるため、高度な自動設定が繰り返し実行できます。
データセットにおけるすべての詳細の最適な可視化表現のためにグレイバリューコントラストを自動的に調整します。特に、高いグレイバリュー範囲を持つデータ(例えば、マルチマテリアルスキャン)では、デフォルトである線形グレイバリューマッピングによってそれらの情報を描画することが困難な場合があります。レンダリングツールにおける適応性のあるプリセットが、自動的に現在のグレイバリューヒストグラムにもとづく最適な視認性をもたらす不透明度曲線を生成します。同様の順応性のあるプリセットは、グレイバリュー範囲の自動的なセグメンテーションを、最大5色でもたらします。
1つの大陸内で複数の事業所を保有する企業は、その大陸内でライセンスを共有する事で、ソフトウェア使用率が向上し、かつライセンス管理の労力が軽減することができます。 この新たなコンチネンタルフローティングライセンスは、アメリカ大陸、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)、アジア太平洋地域で利用可能です。
1つの都市に本ソフトウェアをフルタイムで使用しないユーザーが複数いる企業 は、その都市内でライセンスを共有することで、ソフトウェア使用率を向上し、かつライセンス管理の労力を軽減することができます ドングルライセンスと比較して、この新たなローカルフローティングライセンスはドングルを移動させる手間がかからず、それを紛失するリスクも避けられます。既存のフローティングライセンスと比較すると、ローカルフローティングライセンスでは、同時使用や、各ライセンスの異なる機能、および最大7日間のオフライン使用が可能です。
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